歯石はなぜできる?子どものプラークと歯石の関係性
2024年4月5日 カテゴリ:予防歯科
こんにちは。
調布、布田、国領で歯医者をお探しの皆さま、「三笠こども歯科医院」です。
「プラーク」や「歯石」という言葉は、テレビCMなどで聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
プラークと歯石はお口の中の“トラブルのもと”となります。
今回は、お子さまのむし歯予防のために知っておきたいプラークと歯石の関係性についてお話しします。
プラーク(歯垢)と歯石の関係
プラークは歯に付着した細菌のかたまりで、歯垢ともいわれます。
このプラークが歯に付着した状態が長く続くと、唾液に含まれる成分と結合して、歯石へと変わってしまうのです。
プラーク(歯垢)は食べカスのことではありません
プーラクに潜む細菌は食べカスをエサとしており、プラーク自体は食べカスではありません。
歯磨きが苦手なお子さまは磨き残しが多くなり、お口の中がプラーク中に含まれる細菌にとって快適な状態です。
プラークに含まれるむし歯の原因菌を活発にしないために、食べカスを取り除くことが大切になります。
保護者の方がしっかりと仕上げ磨きをしてあげたり、歯科医院で適切な磨き方のアドバイスを受けたりして、プラークを寄せ付けないお口づくりをしましょう。
歯石とは?
歯石は、歯の表面に付着したプラーク(歯垢)が硬く変化したものです。
取り切れなかったプラークが2~3日そのままになってしまうと、歯ブラシでは取れない歯石に変化します。
歯石は、プラークが溜まりやすい場所につきます。むし歯や歯肉炎予防のために、歯科医院で取り除きましょう。
お口の健康維持のため、定期的なクリーニングを
プラークは歯ブラシで取り除くことができますが、歯と歯の間など磨きづらい部分も多く、デンタルフロスなどを使っても100%取り除くことは難しいものです。
また一度できてしまった歯石は歯ブラシでは落とすことができないので、歯科医院で専用の器具を使う必要があります。
健康なお口を維持するためにも、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることをおすすめいたします。
三笠こども歯科医院では、お子さまへの磨き方のアドバイスはもちろん、保護者の方への仕上げ磨きのご指導も行っております。
日々のケアとプロの手による定期的なクリーニングをバランスよく行いながら、お子さまの健康なお口を維持しましょう。