こどもの歯ぎしりはストレスから？歯科受診の目安について
こんにちは。
調布、布田、国領で歯医者をお探しの皆さん「三笠こども歯科医院」です。
「歯が生え始めたばかりのこどもが歯ぎしりをしている」
「こどもの歯ぎしり、いつになったらおさまるの？」
お子さまの歯ぎしりに関するご相談は、とても多いです。
小さなこどもの歯ぎしりは、成長の過程でおきていて、時期がくれば自然とおさまることが多いのですが、なかには治療が必要なケースもあります。
今回はお子さまの歯ぎしりについてご紹介します。
歯ぎしりとは
歯ぎしりは大人にもこどもにもあります。
お子さまがこんな動作をしていたら、注意深く様子を観察してください。
【歯ぎしりに該当する動作の例】
- 歯を臼のようにすり合わせる動作
- ギュッとかみしめる動作
- カチカチと上下に歯をたたきつける動作
歯ぎしりは、ぼーっとしているときや睡眠中など、無意識のうちにしていることが多いので、お子さまのお口から異音が聞こえたり、歯を食いしばったりする様子があったら歯科医院に相談してみましょう。
生え変わり前・生え変わり期のこどもの歯ぎしり
お子さまの歯ぎしりは、必ずしも治療や改善が必要なものというわけではありません。
永久歯に生え変わる「生え変わり前・生え変わり期」のこどもがする歯ぎしりは、大人の歯ぎしりとは異なるケースがあります。
こどもの歯ぎしりは、乳歯が生え始めたころから始まります。
生え始めの時期は、歯が生える時のかゆみの解消や、歯や顎を使う練習といった目的で歯ぎしりをするのです。
歯が生え揃っていない状態では、噛み合わせがうまくできないために、歯ぎしりをしながら歯や顎を動かし、しっかりと噛めるポジションを見つけるといった目的もあります。
このように、発育に合わせて歯ぎしりが行われているため「成長の証」ともとらえることができます。
お子さまの歯ぎしりの受診の目安
お子さまが歯ぎしりをしている場合は、まずはよく観察しましょう。
痛みを訴える時や、歯が欠けている時はすぐに歯科を受診してください。
永久歯が生え揃っても歯ぎしりが続いている場合は、噛み合わせに問題があることが考えられます。
その場合、放置しているとどんどん歯並びが乱れますので、歯並びを整える治療をはじめましょう。
歯ぎしりが気になる方は当院へ、当院から遠い方はかかりつけの歯科口腔外科や小児歯科の受診をおすすめします。
お子さまの歯ぎしりは定期検診で相談
歯ぎしりの原因はさまざまですが、お子さまも大人と同じようにストレスで歯ぎしりをしている可能性もあります。
まず、お子さまのよく話を聞いて、リラックスできる環境を整えてあげてください。
それでも歯ぎしりが収まらない場合は、噛み合わせの問題かもしれませんし、歯の生え変わり時期なのかもしれません。
当院ではお子さまの成長段階に合わせた対策をご提案することもできます。小さなお子さまも、学校に通っているお子さまも、できるだけ定期検診を受けましょう。
定期検診や治療でお口を拝見することで、歯ぎしりに対するアドバイスも可能です。
「歯ぎしりくらい……」と思わずに、三笠こども歯科医院までご相談ください。
